脳や心臓の疾患についての労災
目次
ある日急に倒れてしまい脳梗塞・心筋梗塞をはじめとする脳・心臓の病気を発症する、このようなことが起こります。
こういった疾患の場合、原因は仕事(長時間労働)である可能性があります。
その場合は労災となります。
脳や心臓の疾患は、生活習慣病が原因と思われ狩りですが、労災の場合もあるのです。
特に、月の残業時間が80時間を超えていれば、労災である可能性が非常に高いです。
長時間労働により、急激に悪化し、本来であれば病気とならなかったタイミングで脳・心臓疾患を発症してしまうことがあります。
ただ、なかなか特定が難しく原因が仕事であり、本来は労災であることは、脳・心臓疾患では非常に見過ごされやすいといえます。
もし、働きすぎが原因と思うのであれば、労災申請を検討すべきです。
労災認定されると、下記のような給付を受けられることになります。
まず、医療費の負担がなくなります。
健康保険であれば自己負担が発生しますが、労災保険であれば、治療費は全額支給されます(療養補償給付)。
次に、収入が補償されます。
お給料の約8割が労災保険から支給されます(休業補償給付、特別支給金を含む)。
他にも、お子さんの学費、介護費用に対する援助もあります。
休業が1年6か月以上続き、所定の条件に当てはまれば、就学援護費や介護補償給付が支給されます。
障害が残ってしまった場合には、その障害の状態に応じて、補償金(一時金または年金)が支給されます(障害補償給付)。
障害が特に重く、所定の条件に当てはまれば、就学援護費や介護補償給付も支給されます。
残念ながら、お亡くなりになった場合、ご遺族の方に、労災保険の支給がおこなわれます。
一時金または年金(遺族補償給付)
お葬式のための費用(葬祭料)
状況に応じて、就学援護費
などとなります。
ただし、労災保険を受給するためには、労働基準監督署に申請をして、労災認定してもらう必要があります。
ご自身のみで行うには限界があります。
是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。
労災申請に向けて必要なことをアドバイスさせていただきます。
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下記ページにて、お悩みに応じたとるべき対応方法などを解説しております。ぜひご覧ください。
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